誰もが一度は耳にしたことのあるであろう病気、クラミジア。性病として有名で、日本で見ても最も多い性病と言われています。そんななか咽頭クラミジアというものもあります。喉の奥で発症した場合に咽頭クラミジアと言われ、症状は風邪と似ているという特徴があります。そんな咽頭クラミジアの症状や感染経路など、様々なことをご紹介します。

咽頭クラミジアの検査は自宅でもできる

クラミジアは日本では感染者数の比較的多い病気です。
10代世代では10人に1人が感染しているとされていて、誰でもかかるリスクがある病気だと言えます。
クラミジアは口や性器などへの接触によって人から人へとうつります。
咽頭クラミジアの場合であれば、主にオーラルセックスによって感染することになります。

クラミジアにかかっていることが疑われる場合、男性であれば主に泌尿器科、女性であれば主に産婦人科を受診することが多いでしょう。
しかし、人に知られたくない場合や、忙しく生活しているときには、どうしても病院に行くことが遅れがちになったり、ためらってしまうことになります。

そんな場合に試してみたいのが、匿名希望もできる郵送検査です。
この方法であれば、自宅にいながら、人に知られることなくクラミジアにかかっているかどうかを調べることが可能です。

咽頭クラミジアの検査をする場合には、喉の粘膜の細胞や付着物などを綿棒で採取したり、うがい液を採取することによって、感染症にかかっているかどうかを確かめます。
患者から採取した検体は、顕微鏡で拡大したり、培養してみることによって細菌の有無を確認することになります。
また、クラミジアの遺伝子の特定の部分を増幅させる核酸増幅法と呼ばれる検査が行われることもあります。

病院を受診した場合、検査結果が出るまでの時間は検査方法によっても違いがありますが、通常は3日~5日程度の時間がかかります。
このように病院で咽頭クラミジアの検査をする場合には、何度も受診をしなくてはいけないということになります。
しかし、郵送検査であればこのような手間を省くことができます。
咽頭クラミジアの検査用キットは病院のホームページなどでも販売されています。

クラミジアの検査用キットには、綿棒のほか検査依頼書や返信用の封筒などが含まれています。
説明書も同梱されているので、誰でも簡単に検査を行うことができます。
綿棒で喉の粘膜の細胞を採取した後、返信用の封筒に入れて病院に郵送すれば、検査結果がメールや郵送などで自宅に送られてくることになります。

ピンポン感染を防ぐためにも早めに検査

みなさんはピンポン感染という言葉をご存じでしょうか。
ピンポン感染というのは、パートナー同士で何度も病気の感染が繰り返されてしまうことを言います。
カップルのうち一方が感染症にかかっていることに気づいていない場合、知らないあいだに感染症を相手にうつしてしまうのです。

感染症というのは、細菌に感染してから発症するまでに数日間から数週間程度の時間があります。
クラミジアの場合であれば、この期間はおよそ1週間~3週間くらいとなっています。
つまり、感染した初期の段階では病気にかかっていることに気づかないので、知らないうちにパートナーに病気を感染させてしまう危険性があります。

また、クラミジアは薬を使って治療しても細菌が死滅せずに残っていることがあるので、場合によっては時間が経ってから再発するというケースもあり得ます。
きちんと治療をしていない場合、お互いに気づかないままに病気をうつしてしまうピンポン感染になりやすいのです。

ピンポン感染にならないようにするためには、普段からまめに検査を行うということが大切です。
とくに女性は人目を気にして病院に行きたがらなかったり、パートナーに感染症にかかっていることを打ち明けられないケースもあります。
ピンポン感染を起こさないようにするためには、パートナーにありのままの話をすることも大切です。

咽頭クラミジアであれば、郵送検査によって誰でも手軽に検査を行うことができます。
検査用のキットを自宅に常備しておけば、病気が再発したようなケースであってもすぐに確かめることが可能です。
もちろん匿名希望も受け付けているので、知人や家族などにも知られずに検査をすることができます。
もし少しでも感染症の疑いがある場合には、ぜひ早めの検査をするようにしてください。