誰もが一度は耳にしたことのあるであろう病気、クラミジア。性病として有名で、日本で見ても最も多い性病と言われています。そんななか咽頭クラミジアというものもあります。喉の奥で発症した場合に咽頭クラミジアと言われ、症状は風邪と似ているという特徴があります。そんな咽頭クラミジアの症状や感染経路など、様々なことをご紹介します。

咽頭クラミジアの治療はクラビットがおすすめ

咽頭クラミジアは、のどの粘膜に原因菌となる細菌が感染することによって起きる病気です。
具体的な症状としては、のどの痛みや咳・熱などが出て、鼻や耳にも症状が出ることがあります。
クラミジアには咽頭クラミジア以外にもいくつかの種類がありますが、のどの粘膜に起きるクラミジアはそのなかでも治りにくい病気だとされています。

咽頭クラミジアは、クラミジア・トラコマチスという細菌が原因となって起きる病気です。
同じく感染症であるヘルペスや帯状疱疹などは、ヘルペスウィルスというウィルスが原因となって起こります。
ヘルペスを治療する場合にはアシクロビルなどの抗ウィルス薬を使用しますが、クラミジアはアシクロビルを使用して治すことはできません。

咽頭クラミジアの治療には、細菌の増殖を抑えて殺菌する薬が用いられます。
このような薬は抗生物質と呼ばれ、細菌のたんぱく質合成を妨げるタイプのものとDNAの複製を阻害するタイプのものがあります。
クラビットはこうした抗生物質の一つですが、細菌のたんぱく質合成を妨げるのではなく、DNAの複製を阻害するタイプの薬となっています。

この薬の主成分は、レボフロキサシン水和物と呼ばれるものです。
販売されているクラビットには、レボフロキサシン水和物が250ミリグラム含まれているものや500ミリグラム含まれているものがあります。
また、飲みやすい細粒10%のものもあります。

クラビットを飲んで咽頭クラミジアを治す場合には、通常1日1回レボフロキサシン水和物として500ミリグラムを服用するようにします。
通常であれば数日経つと原因菌となっている細菌が死滅しますが、場合によっては完治するまでに2~3週間かかることもあります。

クラビットを飲んでも副作用が出ることはあまりありません。
しかし、場合によっては頭痛やめまい、吐き気などの症状が出ることがあります。
また、持病やアレルギーのある人ではアナフィラキシーやショック症状が出ることもあるので、事前に医師や薬剤師などによく相談したほうが良いでしょう。

咽頭クラミジアは完治に時間が掛かる

咽頭クラミジアは自覚症状があまりないため、発見が遅れがちになることがあります。
人によっては病原菌に感染していることに気づかないままで生活していることもあり、一緒に生活しているパートナーなどにうつしてしまうこともあります。

また、咽頭クラミジアの症状はのどの痛みや発熱・咳などで、風邪の症状によく似ています。
とくに風邪にかかりやすい冬場などでは、風邪と間違えたままで放置してしまうケースもあるので、十分に注意するようにしましょう。

クラミジアは治りにくい病気で、一度治療しても原因となっている細菌が完全に死滅していないことがあります。
その場合、時間が経ってから再発するということもあります。
薬を飲んで症状が治まったように見えても、決められた期間はしっかりと薬を飲み続けることが大切です。

クラミジアはのどの粘膜以外では、尿道や膣などにも感染するので、場所を移して細菌が生き残っているケースがあります。
のどの症状が治まったとしても、ほかの部位には細菌が残っていて、再びのどに感染するということもあり得ます。
咽頭クラミジアを完治させるためには、2~3週間は薬を飲み続けなくてはいけません。

また、自分の症状が良くなっていても、パートナーに感染していて、パートナーから再度自分に感染するということもあります。
同居している人がいるような場合には十分に気を付けるようにしてください。

咽頭クラミジアは、風邪とは違って市販の風邪薬などで症状を抑えることはできません。
この病気を治すには、抗生物質を使って原因菌となっている細菌を完全に殺菌する必要があります。
抗生物質を使えば早ければ2~3日で治すことができ、ほかの部位への転移も防げます。
もし自分が咽頭クラミジアにかかっているかもしれないと思った場合には、早めに病院を受診して診断を受けるようにしましょう。