誰もが一度は耳にしたことのあるであろう病気、クラミジア。性病として有名で、日本で見ても最も多い性病と言われています。そんななか咽頭クラミジアというものもあります。喉の奥で発症した場合に咽頭クラミジアと言われ、症状は風邪と似ているという特徴があります。そんな咽頭クラミジアの症状や感染経路など、様々なことをご紹介します。

感染症であるコンジローマ治療について

コンジローマは、ウイルスが原因となって起きる性感染症です。
この病気の病原体となっているのは、ヒトパピローマウイルスと呼ばれるウイルスになります。
性行為によって感染するため、性器の周りや口のなかなどに症状が出ることが特徴となっています。

コンジローマにかかると、患部に茶色やピンク色のイボができ、しだいに大きくなっていきます。
痛みやかゆみなどはあまりありませんが、一つイボができるとその周辺に次々にウイルスが感染して、イボが増殖していくことになります。
コンジローマは完治させるのが難しく、治療に長い時間がかかる病気です。

男性の場合であれば、陰茎や亀頭、陰嚢、肛門の周囲などにイボができます。
包茎の男性の場合には、巨大なイボができることもあります。まれですが、軽いかゆみや痛みをともなうこともあります。

女性の場合には、大陰唇や小陰唇、膣内などにイボが生じます。
また、大腿や肛門の周囲にイボができることもあります。男性の場合と同じく、まれにかゆみや痛みなどを生じます。
妊娠中の場合には、おりものの量が多いとイボが増殖しやすいという特徴があります。

コンジローマを治療するには、ベセルナクリームなどの塗り薬を使用するか、または外科的な治療を行います。
この病気は感染してから症状が出るまでの時間が長く、再発を繰り返すことも多いので、完治させるには根気が必要となります。

ベセルナクリームというのは、イミキモドを主成分とした塗り薬です。
イミキモドは患部に直接塗布することでウイルスに対する免疫力を高め、イボの増殖を抑えます。
ウイルスを直接死滅させるわけではなく、病変部分にある細胞の免疫力を高めて治療を早める薬であるため、完治するまでにはしばらくかかります。

薬剤によって治療をする場合には、抗腫瘍効果のあるヨクイニンなどが併用されることもあります。
いずれにしても、完治させるには早くて1週間~2週間くらい、長ければ数ヶ月くらいの時間がかかります。

コンジローマの手術は術後に跡や痛みが出る

なるべく早期にコンジロームを治したいときには、外科的治療を受けることもできます。
コンジロームの外科治療を受ける場合には、手術時間も短時間で済み、入院の必要もありません。
しかし、コンジロームの外科治療では術後に跡が残ってしまったり、痛みをともなう場合もあります。

コンジロームの外科手術には、いくつかの方法があります。
代表的なものは、液体窒素凍結手術や電気焼灼手術、レーザー光線蒸散手術、外科的切除手術などです。

液体窒素凍結手術は、極低温にした液体窒素を使って、コンジローマのイボを凍結させた上で除去するという方法になります。
この方法であれば、手術時の出血がほとんどないほか、何度も手術ができるというメリットがあります。
しかし、数日間は痛みが残るというデメリットがあり、術後にコンジローマが再発するリスクもあります。

電気焼灼法は、電気メスを使ってコンジローマの患部を焼き切るという方法です。
手術時には麻酔が行われるため痛みを感じることはありませんが、イボの周囲を大きく切り取ることになるため、手術後には跡が残りやすいというデメリットがあります。

レーザー光線蒸散手術は、炭酸ガスレーザーを使ってイボの切除をするという方法です。
炭酸ガスレーザーによってコンジローマのイボの部分だけを切除するため、術後に跡が残りにくいという特徴があります。
しかし、場合によってはレーザー光線の作用によって逆にイボが広がってしまうこともあります。

外科的切除手術は、ハサミのような器具を使ってイボを切除するという方法です。
比較的イボが小さい段階では、手術後の治りが早いのが特徴となっています。しかし、若干痛みや出血などをともないます。

このように、コンジローマを早く治したい場合には外科的な手術も有効です。
しかし、場合によってはイボの周辺にもウイルスが残ってしまっているケースがあるので、再発を防ぐためには薬剤による治療も併用することで、しっかりと完治させたほうが良いでしょう。