誰もが一度は耳にしたことのあるであろう病気、クラミジア。性病として有名で、日本で見ても最も多い性病と言われています。そんななか咽頭クラミジアというものもあります。喉の奥で発症した場合に咽頭クラミジアと言われ、症状は風邪と似ているという特徴があります。そんな咽頭クラミジアの症状や感染経路など、様々なことをご紹介します。

感染症であるトリコモナス治療について

トリコモナス症はトリコモナス原虫に感染することによって発症する性病の一種です。
単細胞の原生動物に属するトリコモナス原虫が膣や膀胱内に入り込むことによって炎症を引き起こします。
女性は主に膣炎症状を引き起こしますが、感染者の半分程度はほとんど自覚症状がありません。
重症化すると早産・流産につながる可能性があるため、妊娠中の方は注意が必要です。
一方、男性の場合、排尿によってトリコモナス原虫が洗い流される可能性もあります。
尿道炎症状が代表的な症状となりますが、男性の場合、症状も軽度であることがほとんどです。

トリコモナス原虫は酸性環境や乾燥に弱いことが特徴です。
しかし、他の性病とは異なり、性交経験のない女性や幼児でも家庭内や温泉施設、プールなどでも感染することがあるため注意が必要です。
濡れたタオルや浴槽などでも一定期間生存が可能であるため感染の可能性があります。
男性の潜伏期間(感染成立してから発症するまでの期間)は、およそ10日程度であると考えられています。
一方、女性の潜伏期間は男性よりも長い傾向があり、通常5~28日以内であると考えられています。
症状があらわれていない場合でも、相手に感染させる可能性はありますので注意が必要です。

男性の場合、トリコモナスは前立腺や精のうに寄生している場合が多く、感染が原因となって尿道炎や前立腺炎を引き起こす場合があります。
女性の場合、膣だけではなく、子宮頸管や膀胱、尿道への感染もみられるため注意が必要です。
治療せずに放置していると症状が重症化し、炎症が卵管まで進んでしまい、早産や流産を招く可能性があることから早期に治療を開始する必要があります。
女性の場合、感染してしまうとほとんど自然治癒することは考えられません。
なぜなら、トリコモナス原虫はグリコーゲンを活発に消費する傾向があるため、糖やグリコーゲンが多く存在する性的に成熟した女性の膣を好んで寄生するからです。

トリコモナスは女性の場合、自覚症状がない

女性がトリコモナス原虫に感染し、膣トリコモナス症となると自覚症状がない場合もありますので注意が必要です。
男性は基本的にトリコモナス原虫に感染した女性との性交によって感染することがほとんどです。
男性間の性交渉では通常感染しないのが、他の性病とは異なる特徴と言えます。

たとえトリコモナス症の特徴となるような症状があらわれていなくとも、トリコモナス原虫が感染している場合には、潜伏期間である可能性もありますし、自覚症状がないだけかもしれません。
いずれにせよ、原因となるトリコモナス原虫は存在していることから、女性の場合、ほとんど自然治癒することは考えられません。
重症化すると重篤な疾患を招来する可能性もあるため、早期の治療が大切です。
自覚症状がなくともパートナーに感染させてしまう可能性は十分あることから、感染の疑いがあるならばすぐに治療を開始する必要があります。

トリコモナス症の特徴的な症状としては、悪臭を伴う黄色膿性あるいは、白色漿液性のおりものが出るようになります。
通常のおりものとは全く違う臭いがします。
臭いの特徴だけではなく、おりものに泡沫を伴うことが多いです。
自覚症状がない場合、性行為を行うことによって相手に感染させてしまう可能性があることから注意が必要です。
おりものの症状の他にも、外陰部の痒みや灼熱感、血性のおりもの、性交痛、性交不快感、排尿痛などの症状があらわれることがあります。

トリコモナス症の疑いがある場合には、自分だけ治療するのではなく、パートナーと一緒に治療を行うようにすることが大切です。
トリコモナス症の代表的な治療は薬物治療で、メトロニダゾールを主成分とするトリコモナス治療薬のフラジールが最もよく活用されています。
フラジールに含まれるメトロニダゾールは、原虫や細菌を駆除する効果があります。