誰もが一度は耳にしたことのあるであろう病気、クラミジア。性病として有名で、日本で見ても最も多い性病と言われています。そんななか咽頭クラミジアというものもあります。喉の奥で発症した場合に咽頭クラミジアと言われ、症状は風邪と似ているという特徴があります。そんな咽頭クラミジアの症状や感染経路など、様々なことをご紹介します。

感染症であるヘルペス治療について

ヘルペスというのはウィルスの一種で、人に感染することで様々な病気を引き起こします。
このウィルスが原因となって起きる病気には、水疱瘡や帯状疱疹、口唇・性器ヘルペスなどがあります。
どの病気も主に発疹や発赤・水疱などの皮膚症状をともなうのが特徴となっています。

ヘルペスウィルスには、性器ヘルペスや口唇ヘルペスを引き起こす単純ヘルペスウィルス、水疱瘡・帯状疱疹を引き起こす水痘・帯状疱疹ウィルスなどいくつかの種類があります。
単純ヘルペスウィルスも1型と2型に分類することができます。
これらのウィルスには、空気感染や接触感染などによって伝染しやすいという特徴があります。

水疱瘡と帯状疱疹の症状はよく似ていますが、水疱瘡は子供がかかりやすい病気です。
また、帯状疱疹は免疫力が低下したときなどに発症しやすい病気です。
どちらも身体の表面に水疱ができて、強いかゆみや痛みを引き起こします。場合によっては、38度~40度くらいの高熱を出すこともあります。

口唇ヘルペスや性器ヘルペスは、人から人への接触感染によって移る場合が多いです。
こちらも、口の周りや生殖器などに水疱が出てかゆみや痛みをともなうのが特徴となっています。

この病気を治療する場合には、ゾビラックスやバルトレックスなどの抗ウィルス薬を使用します。
ゾビラックスの有効成分はアシクロビル、バルトレックスの有効成分はバラシクロビルで、どちらも細胞内のウィルスに働いてDNAの伸長を抑えるという作用を持っています。
そのため、ウィルスの増殖を抑えて治療を早めるという効果があります。

ゾビラックスやバルトレックスには、患部に直接塗って治す軟膏やクリームタイプのものと、経口で服用する飲み薬タイプのものがあります。
また、重症の場合には点滴静注用のものが使われることもあります。
主に口周りの症状には軟膏やクリームタイプのものが、帯状疱疹や水疱瘡などには飲み薬タイプのものが使われることが多くなっています。

母子感染してしまう新生児ヘルペス脳炎について

母親が性器ヘルペスにかかっている場合、産道などを通じて母子感染することで、生まれてくる子供が新生児ヘルペス脳炎にかかることがあります。
ヘルペス脳炎を引き起こすのは単純ヘルペスウィルス1型であることが多いですが、新生児ヘルペス脳炎は単純ヘルペスウィルス2型によって起きる場合もあります。

妊娠中に単純ヘルペスウィルスが母子感染する頻度はそれほど高いわけではありません。
母親から子供へと単純ヘルペスウィルスが感染した場合に起きる症状は、次の3つの種類に分かれます。
まず全身にウィルスが行きわたって多臓器不全になる全身型、単純ヘルペス脳炎になる中枢神経型、皮膚や粘膜などに症状が出る表在型です。

このうち中枢神経型の新生児ヘルペス脳炎の症状としては、中枢神経系にウィルスが侵入して脳炎の症状が出ますが、皮膚症状はある場合とない場合があり、診断が難しいこともあります。
感染後の生命には危険がないことがほとんどですが、記憶障害や症候性てんかんなどの後遺症を残しやすいのが特徴となっています。

ヘルペス脳炎にかかった場合、8割近くの人が側頭葉や前頭葉の眼窩回に障害が起きて精神症状を呈することになります。
残り2割の人は軽症だったり、慢性脳炎や脳幹脳炎などの症状が出ます。
治療には抗ウィルス薬であるアシクロビルやバラシクロビルが使われます。

単純ヘルペスウィルスが母親から子供へと感染する経路はいくつかあります。
最も多いのは産道を通じて感染するケースで、全体の85%くらいの割合になります。
わずかですが胎内感染することもあり、全体の5%ほどの割合となっています。
胎内感染する割合は低いのですが、脳炎や髄膜炎にかかる危険性が高くなるために注意が必要です。
また、出産直後に感染するというケースもあります。

母子感染のリスクは、妊娠30週目以降に性器ヘルペスが再発した場合に高くなっています。
妊娠前や妊娠29週目までに再発した場合には、リスクが全くないかほとんどありません。
新生児ヘルペス脳炎は産道感染によって最も起こりやすいので、妊娠中期以降にヘルペスが再発した場合には帝王切開をするのが良いとされています。